プロの第一歩 実習開始!

こんにちは!今回から新しい章に入ります!

「プロへの第一歩」ということで、これから怒涛の実習生活が幕を開けます

研修終了から新居へ

5月の半ば頃に研修を終了し、やっと「お客さん」から「社会人1年目」と変化を遂げた私達。

研修所を出て、足早に次の寮へ移動します。

外に出た瞬間「やっと終わった!」と安堵とともに肩の力が抜けました。とにかく、開放感が凄かったです

寮へ移動すると、はじめに寮の管理人から説明を受けます。家賃、水道、光熱費は給与から天引きされ、布団等は自分で調達です。

当時の価格で家賃は、そこまで高く無かったと記憶していますが新入社員の給料なので、手取りがかなり減った為、手取りで12万程でした

風呂も食堂もあるので衣食住には、困らず。食堂も一食がとても安かった記憶があります。じゃなきゃ生活できませんが、、

何より嬉しかったのは「1人部屋」だし「門限」もないし起き抜けすぐやる「朝の体操」がないんですよ!

なぜかというと、通常の勤務と同じ扱いになりますので朝の点呼前にやるので、研修所とは全く違う生活様式です。

その代わり、自分の行動に責任ある行動が求められます。遅刻しないためにも、自己管理が大切になります

開放感と1人部屋のありがたみを噛みしめながら、翌日の実習に備え早く寝ました。

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実習開始の前に

いざ実習が始まるのですが、そこは車両工場(全般検査※後述)ができる工場なので非常に大きいです。なよで、端から端まで10分以上かかるような場所です

必要な支度をして出ていくのですが、寮は工場から比較的近く朝の始業時間まで割とゆったりして出勤できました

道中、工場へ向かう通勤途中の人が沢山いて、まだ「仕事」に就いていない自分も「仕事」をしている気でいました

研修所を出た後の実習は、実家から通ったり、通勤も電車や車と様々です

工場に到着し、早速荷物整理を行い事務所に向かいます。

必要な手続きを終えて、実習開始と思いきやそうはいきません

「開講式」というものがありまして「儀式」を大切にする会社なのだなとつくづく感じましたね(何か始める都度、入社後から今までずっと続いています)

工場長からのお言葉を頂き、早速実習棟へ移動して講師の紹介を待ちます。

しかし、さっきからこう何か「違和感」を感じていました。

そう、「研修所」と違って「ピリピリした空気」がなかったのです。

もっとこう「お前らはっきり返事せんか!」とか、朝から檄が飛ぶものと思いましたがそうではなかったです。

ここで、「研修所」「現場」のギャップを初めて肌で感じました。

いよいよ実習開始と思いきや・・・

実習棟に異動した後に、教室に入り講師を待ちます。

現場ではありますが教育専門の方がいらっしゃるので、その講師から自己紹介とこれからの説明を受けます。

ここの講師陣の人たちは、現場をくぐってきたベテランで皆強面でしたが優しい方々でした!強面なので話しかけ辛かったけど、10年経っても挨拶すれば覚えててくれたのは嬉しかったです。

ここでは、約1か月半の基礎実習を行います。というものの、カリキュラムにそんなに余裕がない為、常に新しい教育が日替わりです。

1か月半の実習が終わると、各々が工場や基地に配属という流れになります。

早速カリキュラムを見ると、学科教育7割、実習が3割教育程のバランスなんですよね・・・。

実は、いきなり実習はさせてもらえないんです。

なぜかというと・・・

「研修所」から出てきた私たちは、研修所では電車の基礎知識を学習してきましたがあくまで「最低限」の教育のみです。

いきなり実習できるかというとそういうわけにはいきません。

ここから、法令関係や検査種別、技能講習(電気配線の接続や、ぎ装(電車部品を取り付ける工程の事を指します、機械操作)、労働災害防止、電気回路図の読み方等々を教育で受けます。

それぞれのカリキュラムでは、最後にテストが設けられ合格しないといけません。

合格しないと、電車を触ることが許されないためです。

その為、実習期間中の半分以上が「教育」にあてられます。そして、その決められた期間で業務に就くことを許される社員に仕上げないといけません。

その為、少しだけ工場で「実習」経験を積むだけなので、本格的に電車を触ることが出来るのは基地に戻ってからです。

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教育開始・・・わからないことだらけ

教育開始と共に初めに学ぶのが法令と検査関係です。

簡単な紹介ですが、鉄道会社は鉄道営業法や鉄道事業法をもとに社内でより細かい規定(マニュアル)が整備されそれに基づいて鉄道を動かし営業活動を行っています。

「法令」「規定」は簡単に言うとルールブックのようなもので、違反する行為は「法令」「社内規定」違反」になる可能性があるのです。

色んな項目があるので、割愛させていただきますが鉄道関係は、法律が噛む部分が多いです。

事故等起きたりすれば国土交通省に報告せねばならない義務があります。

法令のもとで仕事していますので、国の方針が変わればもちろんですが仕事のやり方が変わる場合もあります

一方、「検査」では電車を定められた期間に実施する必要な検査種別について学びます。

電車はずっと走り続けてればメンテナンスは不要なのでは?と思われる方がいるかもしれませんが実は違います。

自動車と同じく「定期点検」、車でいうところの「車検」が決められています。

勿論機械ですので、走れば消耗しますし壊れます。その健全な状態を維持すると共に必要に応じて部品の修繕や取替や電車の機能に異常がないか?を見つけるのが「検査」であります。

検査の代表例は、この以下の検査方式です。

仕業(しぎょう)検査・・・電車運行の間合いに行う電車の状態を簡単に検査。必要最低限の検査であります。

交番(こうばん)検査・・・規定の走行距離や期間に応じて状態で重要部分の検査、消耗品の摩耗、ドア等の開閉、ブレーキの状態を詳細にチェックする検査

重要部検査または、台車検査・・・走行に関係する重要な部分を電車から切り離して分解し行う検査。主に台車関係がメインです。中規模な検査です。

全般検査・・・大規模な検査になります。車でいうところの車検に相当します。電車をすべて解体し、検査と外した部品の修繕を行い組み立てます。電車によりますが検査するのに数日を要します。

臨時検査・・・電車が故障した場合に急遽の修繕が必要になった場合に行う検査

以上が検査についてのそれぞれ行う内容を紹介しました。

検査周期は車両の種類(機関車、新幹線、在来線)によって異なりますが、必ず実施しないといけない為、定められてます

この検査はどんな種別であっても、日本全国どの鉄道の車両基地で365日検査が必ず行われています。

いかがでしたか?「研修所」を出て最低限の知識しかない中のこの教育。学ぶのはとても大変でした。

しかも、こういう難しい講義は聞いていて眠くなるので眠気との戦いでした。

見つかると実習棟脇の広場を走らされるので

寝ないようにしていましたけど、同僚はよく走ってこい!と言われ、隣の広場をいつも走らされてました笑

以上「プロの第一歩 実習開始」でした。

次回も「プロへの第一歩」をお送りします

ご覧いただきありがとうございました

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