プロフェッショナルへの登竜門 学生から社員へ

皆さんこんにちは!

今回は地獄の研修編3を書かせていただきます

「社員」になった私達

前回、入社式を終えて「お客さん」から「社員」へいよいよ変貌をとげた私達

自分のクラスに戻れば講師の怒号か飛び交い、挙句の果てにはこれからどうしていくのか対策を書いて来いと言われる始末

これはまだ、序章だったのです

さて、怒号飛び交う入社式が終わりすべての講義が終了して寮部屋に戻れば

今日怒られたことについての対策をまとめて講師に提出する仕事があります

この時書いたのは「5分前行動を意識する」と「もし、相方が寝ていれば起こして遅れないように配慮する」でした

これをもって、講師が待つ部屋に向かうわけなんですが講師室に入室するも一苦労

「社員研修の○○です。講師の○○に提出物があり参りました!入室してもよろしいでしょうか!?」と大声で言うんですよ

でよかったら「どうぞ」と言われて入れますし、駄目なら「声が小さい!」と言われて言い直しさせられます

そんなことをやってるもんだから講師室はいつも行列なんですよね

さらに、他のクラスも同様に怒られながら指導を受けているんです。その為、ほかのクラスの研修生が沢山並びます

可哀想なのが、地声が小さい人とかは何度もやり直しさせられ声が枯れてしまっている人もいるぐらいでした

今思えば、必要な声で、最低限の挨拶ができてそれが伝わればそれでいいじゃないかと

ただ当時は、礼儀をわきまえさせるためにもきっと講師室は「職員室」ではないことを認識させる為だったのかもしれません

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「学生」と「社会人」の違い

18歳で就職して「学生気分かつ子供」から「社会人」に切り替えるのはこういうやり方でもしないと考え方を切り替えられないのかもしれません

学生・・・お金を払って授業を受け勉強する

社会人・・・自ら働くことで、相手・世の中にサービスや価値を提供。その対価に対してお金を貰う

このぐらい違うんだと、バイトではないんだぞと認識させないといけないのです

研修もせずに現場に出ようなら、仕事の厳しさに慣れることが出来ず最後は事故を起こして辞めてしまう可能性があるんです

なにより、厳しさに耐えられる能力ををどこで身に着けるのか?

それは、やはりこの「研修」なんです

ルールを逸脱すれば反省文を書かされ、叱責もされるのは「規則を守ることは「鉄道のプロ」として必須要件」であり、プロになる為の土台作りの場でもありました

ちなみに研修で、「暴力をうけたり、罵詈雑言による人格否定を徹底的に行う」事はありませんでした。誤解のないように付記しておきます

但し、規則破りは大変怒られるのでルールは破るためにあると思ってる方は鉄道会社を遠慮しておいた方が良いかもしれません

大変つらい思いをするかもしれません

ここまで書いてきましたが当時は、本当に辛かった部分もありました。逃げ出して辞めてしまおうかと毎日思ってました。何年か経って、振り返って初めて「あの時はこうだったのかと」思うようになりました

話がそれてしまいましたので戻ります

講師室に入ると、担当講師が居て紙を渡すと

「本当にこの書いてある通り出来るんだろうなぁ?」と聞いてきます

ここで怯むと「出来ないなら書くな!」と言われるので「はい!できます」といってしまった方が良いんですよ。なので、盛大に「できます!」と伝えましたね

これは秘めたるメッセージとして「2度目はないぞ」という誓約書でもあります

それをもし、次回破れば「あの時言ったことは嘘だったのか?」と紙を見せられ

より強く叱責されることになるんです

これで許されたのか、「わかった」と講師に理解されたのか無事に受理されたため安心して寮部屋に戻ることが出来ました

本格的に始まる研修生活

入社式が終わった後は、本格的に研修が開始されます。研修項目は多岐にわたる内容で、珍しい研修ものでは、連帯感を強めるために皆で縄跳びを飛び、市内を時間通り計画した順路で30㎞歩行する研修項目があったりしました

机上研修で特徴的だったは、グループ単位に分かれ「グループディスカッション」を行ったりします

これは問題解決能力を身に着けるもので、皆で議論し意見を出し合い時間までにグループでまとめた解決方法を発表するものです

これを研修生活で講義中に何度も何度も繰り返し行います

発表すれば、講師からも質問は飛んでくるわ、それを代表者が回答するのでちゃんと理解した上で回答できるようにならないとダメなんですよね

まだ顔なじみ程度の同期とコミュニケーションを取るのにも時間もかかるし役割を決めて皆で模造紙に書かないといけないので一回一回が大変でした

で、聴講者もぼーっと見てるだけで無く必ず質問しなければならないんですけどありきたりな質問しかできないような発表だと、質問のネタが尽きて質問できなくなってくるんですよね

あとは、最初に質問した方が有利で後々質問しなくてもよいので、先手必勝でした。ネタが尽いて沈黙が続くと「ぼーっと聞いてるんじゃねえ!」と檄が飛んできます。なので、質問したいことを意地でも絞り出してました

このワークを繰り返して良かったことは「皆で議論する力と、短時間で考えをまとめる力」が身につきました

研修前半は、鉄道の事については一切触れずに、グループディスカッションや社会人としての基礎、心構え、集団生活におけるチームワークを身に着けることのルーティーンをこなし続けていました

色々講義をこなし日々を過ごしていく中で、少しずつ研修に慣れていきました。

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外出禁止が何よりきつい

この研修生活の辛いところがもう一つ、入社式を終えてから7日間「外出禁止」だったのが一番つらかったです

外に出ることが出来なかったんですよ。これが本当につらい

で、皆外の空気が吸えないからフラストレーションがたまりに溜まって、些細なことで喧嘩や寮生活のルール破りで怒られたりで事件が起きます

そんなこともあるので、「外出して羽伸ばしてこい」と解禁になった瞬間もう大喜びでしたね

同期とコンビニにいって好きなものを買うわけなんですけど、まるで「出所」したような感覚に襲われましたね

携帯で情報は見ているはずなのに、1週間も世間と隔離されているとここまで見える景色が違うのかと

置いてある商品の何もかもがキラキラしてました(笑)

大げさかもしれませんが、そのぐらい世間と隔離されていた長い一週間だったことをいまでも思い出します

しかし、課題や日報の提出を控えている中で外出時間はそんなに残ってないので門限までに帰らないといけません。どこか遠出なんて余裕時間が無い為せいぜいコンビニが限界でした

それでも、外の空気を吸えることこれは研修生活上とても大きかったです

そんなこともあり、2週間の期間を研修所で過ごし、慣れ始めた頃に週末を迎えて実家に帰ることが出来ました

家に帰れるだけでこんなにほっとすることはありませんでした

休日の大事さを改めて痛感しました

しかし、また日曜日の夜には研修所へ戻ることになり、研修所に戻れば地獄の始まりを迎えるわけです・・・

以上で地獄の研修編3を終了します

ご覧いただき、ありがとうございました!

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