日本唯一の地下鉄博物館に行ってきた

こんにちは!

今回は東京都の江戸川区葛西にある、地下鉄博物館に行ってきました。

コロナ禍が少し落ち着いた8月に、博物館への取材と称して一人で行ってまいりました。

地下鉄博物館正面入口
地下鉄博物館てどんな所?
  1. 東京メトロ東西線葛西駅を出てから徒歩5分で到着する博物館
  2. 地下鉄を専門に扱った展示を扱い、見ごたえのある地下鉄の世界を知れる
  3. 入場料がなんと大人220円、小人(4歳以上中学生まで)は100円で入場可
  4. 以下ホームページより
    • 営業時間はAM10:00~PM4:00(最終入館は3:30)
    • 定休日は月曜日、年末年始
    • 新型コロナウィルスの関係で展示物の立ち入り制限
    • 入館に関して、検温と入場規制の可能性有
  5. 詳しくは地下鉄博物館ホームページ参照

ここの博物館はとにかくコストパフォーマンスが良くて、私の知る限り大人が220円で入場できる鉄道博物館を私は知りません。

埼玉県の大宮にある鉄道博物館は大人で千円以上するのです。

この入場料金以上に地下鉄に関する展示物がとにかくマニアックです。

地下鉄に特化した博物館は日本唯一なので、是非足を運んでみてください

いざ地下鉄の世界へ

改札入場口

地下鉄博物館に入ると、最初に入場券を購入します。

入場券の機械は交通系ICカードが使用可で、クレジットカードは使用不可です。

早速購入すると220円の印字がされた切符が出てくるので、これを改札機に通します。

入場記念の切符は回収できるので是非記念にお持ち帰りください。

改札機を通すと最初に展示車両がお目見えします。

かつて帝都高速度交通営団(現:東京メトロ)と呼ばれていた時代の電車、「営団300形」です。

この赤い電車は東京都の荻窪から池袋を結ぶ丸の内線の運用に就いて、平成8年まで活躍していました。もしかしたら懐かしい方もいらっしゃるかもしれません。

余談ですがこの同形式の車両はアルゼンチンへ海を渡り、ブエノスアイレス地下鉄も走ってたんです。

その後に、アルゼンチンから東京に里帰り。綺麗にされて保存されているそうです。

営団500形 アルゼンチンで調べてみてくださいね。

次に1927年(昭和2年)に上野から浅草間で開業した東京地下鉄道1000形電車の展示です。日本最初に作られ、地下鉄で活躍していた車両です。

当時は地下鉄のため燃えにくくする構造や、当時は珍しい自動扉、鉄道車両として初の間接照明(光源が乗客に当たらなくする仕組み)が採用された車両でした。

また珍しい装備として、設備として打子式ATSという、停止信号を通過しようとする電車を強制的に止めるシステムが開業当初から採用されていました。

打子式ATSとは?(余談ですので飛ばしていただいて構いません)

ATS・・・Auto Train Stop 自動列車停止装置

前方の信号が赤の表示がある場合は、電車がこれ以上進入してはいけないのです。

当時の技術では運転士が見落して進入してしまうと止める術がありませんでした。

赤信号の場合に地上側で棒を線路上に立ち上らせ、そのまま進入すると電車側のブレーキコックが地上側の棒に接触します。

すると通り過ぎようとする電車のブレーキが、強制排気することで非常停止させます。とても原始的なシステムでありながら当時は最先端だったのです。

昨今の保安設備としては採用していませんが、80年以上もまえから列車の衝突防止に向けた努力がなされているのがとても伝わります。

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電気はどこから取り入れているの??

ここまで2車両を見学してきましたが、また子供に自慢できる豆知識を一つ。

地下鉄は地下空間の制約があるためか、狭く作られているので車両サイズがより厳しい条件で作られています。

通常の電車はパンタグラフから電気を取り入れて走行するのですが、地下鉄では土地の制約で大きなトンネルを作ることが出来ない場合もあるのです。

見たことがあるかもしれませんが、路線によって地下鉄は上部に電気を通す電線を張り巡らせていません。

線路わきにもう一本レールを敷いて線路脇から電気を取り入れているのです

これを第三軌条方式と呼び、線路脇にもう一つ電気が流れるレールが張り巡らされています。

主として地下鉄路線で採用されていることが多いです。関東では東京メトロの銀座線と丸の内線、横浜市営地下鉄、関西では大阪メトロで採用されています。

第三軌条の危険性として地下鉄路線で万が一物を落としたり、何か異常事態が起きたとしても絶対に線路に降りてはいけません。

なぜかというと線路脇に通電する部分が設置されているため、感電する可能性が高くなります。

今回の主題とは少しそれますが、十分気を付けてください。

見学ボリュームの大きさ

トンネル内の設備模型

とにかく高架下にある鉄道博物館としては小さ目な博物館です。小さいけれども鉄道に関係する展示物はとても多いです。

展示してある車両が少ない分、地下鉄を知って貰おうとする姿勢が前面にでており、展示車両こそ2両のみですが、カットモデルの展示車両が置いてある程度。

それでも魅力にあふれているのがここの地下鉄博物館なのです。

勿論子供も大人も楽しめる、シミュレーターや模型展示もあります。

鉄道整備士目線でいえば、鉄道車両に使われているボルトや工具が展示されている博物館を初めて見ました。

車両整備で使われている工具やボルト

こんなマニアックなものを展示しているのは整備士としてとても嬉しいのです。子供からすれば意味が全く分からないかもしれませんが。

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企画展示が楽しい

私が行ったときは、企画展示コーナーでは地下鉄開業時のポスターを展示していました。

字体がかっこいい日比谷線延伸のポスター

季節によって企画展示は異なりますので、ホームページを見て頂いてから来訪していただくのがいいです。

博物館内は貴重な資料を展示する図書館があるのです。しかし当面の間休館中になっており残念ながら入れず。

以上が私が地下鉄博物館に行ってきた記事の紹介でした。

地下鉄を間近に感じることが出来る博物館はほかにありません。

子供も大人も面白く楽しめる地下鉄博物館に是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

ここまで見て頂きありがとうございました。

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