電車が駅で正しい位置に止まれる理由

こんにちは、tmkです

今回も誰かに話したくなる鉄道豆知識を皆さんにお伝えしていきます

普段利用する鉄道路線が、毎日変わらず同じ位置に停止、ドアを開閉する一連の動作が毎日続けられていることに疑問を感じていませんか?

実は運転士が勘で操作して停止位置を合わせているわけではないのです。

なら運転士は何をもってその止まる位置を把握しているのか興味はありませんか?

実はどこの駅の先頭部分にその秘密があり、それを持って運転士が正確に停止できるようになっているのです。

今回はその秘密に迫っていきます。

正確に止めるための目標があるから

正確に停止できるのは、駅の先頭や中間に標識が立っているのです

これは停止位置目標と呼ばれ、運転士へここに止まりなさいという停止位置の指示がなされているんです。

運転士の試験の時は停止位置の行き過ぎはご法度行為ですので、しっかりと指定された位置に止められるように訓練してから試験を受けます。

このひし形の中に数字が入っているのは、何両編成はここに止まりなさいと言う意味になります。

この停止位置を読み間違えるとどうなるかというと、ホームから電車がはみ出ることで旅客を乗降させるためのドアが開けられなくなります。

余談ですが、ホームドアなどがついている駅は停止位置の許容範囲が狭くなります。

これは停止位置がずれることで、車両のドアの位置がホームドア部分に差し掛かっていないと乗降が出来ない為です。

駅ごとに運転士任せで、正確に止めているわけではないのです。

しっかり目標があってこそ正確にその位置へ的確に止まれるのです。

この停止位置目標、鉄道会社によって表示のされ方が全く違います。

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車掌も停止位置を確認している

車掌の仕事として、駅で旅客を乗降させるドア扱いを行います。

この時に停止位置の確認によって正しい位置で止まっているかを確認しています。

運転士が良いと思っていても、実は車掌側で許容値を超えていたなんてこともありうるのです。

ドアを扱うのにも先ほど言ったように、正しい停止位置であることの確認が取れないとドアの開閉を行なえません。

鉄道会社によりますが、駅の地面に車掌へ停止位置の範囲がかかれた表記がなされていたりします。

停止位置に止まれないとどうなる

停止位置にもし何らかの理由で止まれなかったとしましょう。

旅客を乗せている時にあってはならないのですが、運転士も車掌もこれが1番嫌な瞬間ははず。

元に戻す為にドアを開けずに停止位置の修正を行うことになります。

これをオーバーランと呼ばれ、指令に報告しなければなりません。

オーバーランを起こすとどうなる?
  1. 駅に電車が収まらないため、乗降不可に
  2. 強制停止させるシステムが動作し、非常停止
  3. 正しい停止位置の修正による列車遅延
  4. 誤ってドアを扱うと、旅客を転落等の危険に晒す
  5. オーバーランを指令に報告し、後ほど状況報告書を作成
  6. オーバーランの内容によるがプレス発表の可能性

挙げればキリがないのですが、ひとたびオーバーランが起きると、遅延は起きる、位置を修正した事実を関係箇所に報告する必要があります。

一回起こすだけで、旅客や自分自身にも影響が大きいのがオーバーランです。

毎日指定された位置に正しく止まるのは、安全面を脅かさないためでもあるのです。

ただでさえ何が起きるかわからない駅での運転士、車掌の気苦労が絶えません。

それと同時に細かい気遣いで今日の鉄道が動いているのです。

電車に乗られたときには一度目標位置の表記がどこについているか見てみてくださいね。

ここまで見て頂きありがとうございました。

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